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最終合宿 B日程

  • 執筆者の写真: dwv1957
    dwv1957
  • 10月7日
  • 読了時間: 3分

○山域:北アルプス 槍ヶ岳・双六岳・水晶岳(富山県・岐阜県・長野県)


○日程:2025/8/29(金)〜2025/9/1(月)


○メンバー:


3回生:総PL 横浪


2回生:総SL 岸本、安井


1回生:志村、高田、德永(記録) 計6名 


薬師峠キャンプ場の閉鎖(クマ出没のため)に伴い、当初の予定ルートを変更して臨んだ今回の最終合宿。北アルプスの裏銀座縦走コースをメインに、天候にも恵まれ、充実した4日間となった。


 初日は、信濃大町駅からバスとタクシーを乗り継ぎ、高瀬ダムまで移動。高瀬ダムでは、下界からの贈り物(風船)をキャッチし、山頂まで運ぶことにした。


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標高約1350mの登山口に到着すると、すぐに日本三大急登の一つであるブナ立尾根の登りが始まった。標高差100mごとの標識を励みにしつつ、ひたすら樹林帯の中を登る。ハードな登りではあったが、予定より早く烏帽子小屋のキャンプ場に到着でき、初日の行程を余裕をもって終えることができた。


 2日目は早朝4時に出発し、野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳へと向かう。長距離の縦走で体力的にも精神的にも厳しい行程だったが、天気は快晴で、絶景を楽しみながら進むことができた。


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登山者からの応援の言葉にも励まされ、無事に鷲羽岳の山頂に到着。


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山頂からは山小屋の姿も見ながら、ゆっくり過ごした。


 3日目も4時に三俣山荘テント場を出発し、日本百名山の一つである黒部五郎岳を目指す。雄大なカール地形を眼前にし、そのスケールの大きさに圧倒された。


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その後は三俣蓮華岳、双六岳へと縦走。


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疲労は蓄積してきていたが、この日も予定より早く、14時ちょうどに双六小屋のキャンプ場へ到着することができた。


 4日目も変わらず4時に出発。


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岩場や鎖場を慎重に通過しながら進み、8時ごろには槍ヶ岳山荘に到着。遠くからずっと見えていた槍ヶ岳が、ようやく目の前に現れた。


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装備をアタックザックに切り替え、垂直のはしごも登り、


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ついに槍ヶ岳の頂に到達。


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標高3180m、北アルプスで2番目、日本で5番目の高さを誇る山頂からの眺望は、まさに圧巻だった。


その後は上高地まで長い下山路を進む。


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途中の槍沢ロッジでは、OGの方からの差し入れをいただき、大きな励みとなった。この日は12時間・26kmの行動となったが、全員が気力を振り絞り、16時には無事に上高地へ到着。その後、銭湯にも入り、4日間の疲れを癒した。


 本来は4泊5日の行程で計画していたが、各自がハイペースを維持できたこともあり、すべての予定ルートを踏破した上で、1日早く下山することができた。自分たちでも驚くほどの成果となり、大きな自信と経験を得られた。また、4日間すべてで天候にも恵まれ、最高の最終合宿になった。


記録:一回 徳永

 
 
 

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