二次合宿 C日程
- dwv1957
- 10月7日
- 読了時間: 2分
●山域:北アルプス 蝶ヶ岳・常念岳・燕岳 (長野県)
●日程:2025/8/17(日)〜8/20(水)3泊4日
●メンバー PL福田 SL下田 合計8名
3 回生:瀧本 武山 福田 松並
2 回生:下田
1 回生:高田 徳永 𠮷岡 今回の舞台は、北アルプス常念山脈の四山――常念岳・蝶ヶ岳・燕岳・大天井である。その中の常念岳の由来は念仏行者が「常に念ずる山」と崇めた峰であるとのことだ。今回は一回生を連れ登る初めての本格的登山であり、我々上回生はそのような心持ちで合宿の始まりの朝を迎えたであろう。
初日は三股登山口から蝶ヶ岳の頂を目指す。樹林帯で自然を味わいながら、上回・下回での親睦を図る。通りすがりのオジちゃんに「青春してるねぇ~」といわれるような、微笑ましい情景であった。兎にも角にも山頂にたどり着き、目の前に広がるは北アルプスの絶景。ひと際目立つのは槍ヶ岳。最終合宿において其のてっぺんにDWVの部旗がなびいていることを想像すると興奮した。
二日目は常念岳、その小屋を目指した。日の出と共にテン場を後にし、西側に見るものは穂高連峰。眺めは圧巻であった。山は富士、岳は穂高とよくいうものだ。

その後の常念岳への道のりではかなり苦戦した部員もいたが何とかその日の行程を終えた。

三日目は大天井までの短い道のり。軽快な足取りで進む。景色よし、天気よし、心持よしと良い日となった。東大天井からは北アルプスの多くの山をその視界に入れることが出来、満足であった。最終日の目標である燕岳も目視することが出来た。

四日目は燕岳、合戦小屋を経て中房温泉へと至るルートであった。今日がこの絶景の中に身を投じることが出来る最後の日かと惜しみつつも足を進める。天気晴朗である。筆者は南アルプスの女王、仙丈ケ岳に登った経験があるが、燕岳は北アルプスの女王との呼び声も高く、なるほどと思う。その上品さ、優雅さ、共に素晴らしい。ここで深田久弥氏には疑問を呈したい。なぜ女王は百名山に入らないのかと。余談はそこら辺にしつつ最後は中房温泉で疲れを癒し各自、帰郷・帰京の途についた。

現役生は来るべき最終合宿が待っているのでそれに備えるという意味で大きな成果を得れた。また部員間の親睦も深まり、協調する関係の構築にもこの合宿は一役買ってくれただろうと信ずる。峰々優雅なれ、道険しくして心は燃ゆ。この活動に関わって頂いた方、日頃からご支援をしてくださる方、ありがとうございます。今後とも精進していきたいと思います。
記録:二回 下田
コメント