二次合宿 A日程
- dwv1957
- 10月7日
- 読了時間: 3分
●山域:北アルプス 蝶ヶ岳・常念岳・燕岳 (長野県)
●日程:2025/8/12〜8/16 3 泊 4 日
●メンバー PL 佐野 SL 米田 記録冨永 合計 11 名
3 回生:木田、佐野 2 名
2 回生:松野、安井、米田 3 名
1 回生:赤木、江尻、河合、久保、志村、濱岡6 名
8/13日予報は小雨、3泊4日の長期合宿、一回生の経験不足、天気は私達の不安を映し出していた。それでも合宿は始まった。松本駅から穂高駅へ電車に揺られて、マイクロバスが出迎えてくれた。登山口に到着し、予報通りの雨と不安を煽るような霧。それでも時間は刻一刻と進んでいく、不安を胸に、ついにAパーティーから順に出発した。途中でゴジラの木と遭遇、談笑、音楽を流す、などしていると少しずつ心が順応していった。高山病にならぬよう休息を取りながら進むと、不安も取れていきこころなしか天気も晴れていった。5時間程歩いたころだろうか蝶ヶ岳ヒュッテの看板が現れた、山頂に近づいていた。植生も山頂へ近づくほど低くなる。目の前を遮るものがなくなり見渡しも良くなった頃、タイミングを見計らったように空は晴れた。やっとの思いで山頂に到着した。

雲ががっていたため見渡しが良いとは言えなかったが、始めての長期合宿の山頂、この感動を超えるものはなかなか現れないだろう。
二日目の朝は蝶ヶ岳ヒュッテから朝焼けを横目に歩き出した。昨日の疲れが残る中お互いを励まし合い、常念を目指した。道中雷鳥にも遭遇した、嬉しいお客さんとの巡り合わせは心を癒やした。山頂を目指す中で熱中症気味のメンバーが出たため一度長い休憩を取った。しかし、お互いに協力し励まし合ったおかげか、彼もどうにか元気を取り戻した。皆でエスケープせずにもう一度踏ん張ることができた。常念までの道のりは岩場であり難易度が一気にあがる。しかし、誰一人としてへこたれることはなく最後まで岩場を純粋に楽しみなが
ら山頂に達した。

三日目の朝は早かった。前日の18時には床につき翌3時に起床した。まだ凝り固まっている体を叩き起こして登りだした。1つ目の山を越えトラバースを歩き出した頃、徐々に空が赤色に染まり太陽が顔を覗かせた。

遥か先にたたずむ、真紅に染まる富士山に皆息を呑んだ。山頂までに東天井岳山頂を経由し、どうにか大天井岳山頂にたどり着いた。今回の山行で最も高い標高から見渡す景色は一味違った。早めに到着したこともあり、就寝時間まで大富豪をした、その途中ヘリが物資を届けに来た。なかなかすることのできない貴重な体験であった。
四日目、午後からの予報が雨であったこともありこの日も2時に起床した。燕とその周辺はゴツゴツとした岩が飛び出ており写真映えした。

朝焼けとともに何度か立ち止まりながらなんとか燕に到着した。

山頂が狭いこともあり、長居はせずにイルカ岩ともしっかり写真を撮って下山した。
記録:一回 濱岡
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