一次新錬B
- dwv1957
- 10月7日
- 読了時間: 2分
・山域:比良山系武奈ヶ岳(滋賀)
・日程:2025/6/28~6/29 1泊2日
・メンバー3回生:総PL福田、佐野、瀧本
2回生:総SL 安井、磯部、松本、松野、村上、大野翔、岸本、下田
1回生:赤木、志村、久保、徳永、大野怜、黒藪、高田、河合、吉岡計20名
6月28日初っ端から少しトラブルがあったが、なんとか比良駅から合流し10時には登山を開始。気持ちいい晴天であり気分は上々であったが、その分気温は高かったため、滝のように流れ出る汗を拭き取りながら熱中症にならないように休憩、給水をこまめに取りながら登っていく。しんどかったが木々の間から見える景色を見て、なんとか踏ん張る。

12時半頃には八雲ヶ原、テント場に到着し、初めて実戦でテントを設営。慣れないこともあったがなんとか完成させ、ザックを切り替え、武奈ヶ岳山頂へアタック。テントまでの道のりとは違った急斜面によってできた靴擦れに苦しめられながら登り、なんとか14時半ごろに山頂へ到達。晴天であったこともあり壮大であった。

雲や空に手が届きそうなほどで、きれいだなとしか言葉が出なかった。頂上で仲間と喜びを分かち合った瞬間に、この部活に入ってよかったと思えた。

16時にはテント場に戻り、みんなで一息ついて、夕食の準備を始め、回鍋肉やピザ、定番のカレーなど班ごとに作り、分け合いながら完食。他の班の料理の一口は体に染み渡った。初めてのことが多かったがなんとかやり切ったという達成感と共に眠りに落ちる。6月29日、5時に起床し6時に行動開始。よく眠ることができたが、早朝のテント場はとても寒く湿気がすごかったのを覚えている。10時ごろに、スキー場のゲレンデの下に到着し、頂上までザックを背負ったままでの競走が始まった。後ろに倒れそうになる角度に苦しめられたながらなんとかくらいつき1位だったものの、後半にかけて先輩方に抜かれて結果的には4位まで落ちついた。悔しさと共に、先輩へのリスペクトと更なるトレーニングを積もうと心に誓った。頂上まで登り切ったあとは、後ろに続くメンバーを大声で応援し、鼓舞する。なんとか全員琵琶湖バレーに到着し、ロープウェイで登ってきた観光客とは違った達成感を味わえた。

2日目も晴天であったため、琵琶湖を含めた絶景を一望することができた。皆で写真を撮り、下山開始。下山中どんどん現世に戻っていく景色に少し寂しさを覚えた。下山が完了し、達成感と疲労感に満ち溢れた。12時頃に志賀駅に到着し、そのまま琵琶湖で泳ぎ久しぶりに体を流す。最高だった。

なかなかきつかった一次鍛錬だったが、この部活で頑張っていこうと思えた。
記録:一回 吉岡
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