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最終合宿D日程

  • 執筆者の写真: dwv1957
    dwv1957
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

●山域:北アルプス 槍ヶ岳・双六岳・水晶岳(富山県・長野県)


●日程:2025/9/22(月)〜10/1(水) 4 泊 5 日(移動日1 日/予備日4日)


●メンバー:


3 回生:総 PL 松並 木田 瀧本


3 人


2 回生:総 SL 下田 松野 松本 磯部


4 人


1 回生:赤木[記録]、江尻、佐藤、黒藪、富永


5 人


計 12 人



 ワンゲルの夏の締めくくりである最終合宿。想定外の出来事が重なり、各々の判断力や忍耐力が試される合宿となった。


 初日、天気は快晴。これから始まる山行に胸を高鳴らせながらバスに乗り込む。タクシーのトランクに収まりきらないほど荷物を背負い高瀬ダムから歩き始めた。頼りない濁沢の丸太橋を渡渉、泥パックをする猛者もいた。


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続く日本三大急登でもあるブナ立尾根の急登はきつく、無心で登り続け烏帽子小屋へ。


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9月の終わり、山々には秋の兆しがみれて嬉しかった。

    

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2日目、足の捻挫を理由に松並が無念のエスケープ。磯部が付き添った。


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残ったメンバーで野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳を目指し歩いていく。


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1日目の樹林帯の景色とは異なり、開放的な稜線に身を置くと自然と足も進んだ。互いを励まし合いながら三俣山荘に到着。いざ設営しようとしたが、エスケープしたメンバーに託した荷物の中に6人用テントのポールもあることが判明。テントが建てられないため、女子は急遽小屋泊をすることになった。


 3日目、悪天候が予想されたため黒部五郎を断念し、双六小屋へ向かうことになった。


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テント場に着くと雨が激しくなり急いでテントを建てた。冷え切った体に濡れたフリースを纏い、テントの中で雨を耐え凌ぐ男子の姿は想像するだけでつらい。


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 4日目、双六小屋から槍ヶ岳を目指した。天気が徐々に回復していき、目標となる槍を目視出来た時の喜びは格別だった。


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前日の風雨と打って変わって、心地よく吹く風と暖かな太陽が私たちを励ましてくれた。槍の穂先を目の前に、緊張感が高まる。鎖や梯子を慎重にたどりながら槍の頂上まで登った。

皆無事でよかったと胸を撫で下ろす。


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最終日、殺生小屋から上高地へ下山。長かった下りを上高地の冷たい水と温泉で癒した。


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 悪天候に苛まれた日もあったが、松並と磯部の思いを背負い、誰一人心が折れることがなく無事に合宿を終えることができた。この経験はこれからの活動にも生きていくだろう。


記録:一回 赤木


 
 
 

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