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氷ノ山補充合宿

山域:氷ノ山(兵庫)

日程:2月10日〜2月16日(予備日3日)3泊4日

メンバー:(3回生)PL喜屋武 SL野間 稲垣 池淵

この合宿は、雪上訓練合宿と二次スキーに参加できなかった野間の補充、二次スキーをエスケープした他三人の補充のためのものでした。

初日、六時に京都駅集合し、八鹿駅へ向かい、八鹿駅からはタクシーで登山口へ。そこからぬるっと合宿が始まりました。天候はあいにくの雨で、雪がかなり湿っていました。湿った雪がスキー板にへばりつき、足取りは重く、わずか三時間ほどの行程でしたが、体力の八割を持っていかれた気分でした。

二日目、この日はその場に留まり、雪上訓練を行いました。野間が今年度初めての冬山だったので、感覚を取り戻してもらうと共に、他三人も良い復習となりました。あまり動かなかったので体力の回復は十分にできた日でした。なぜかこの日の写真は一枚もありません笑

三日目、夜明け前からまずはスキー場を目指して出発。この日は気温が低く、雪が軽かったので初日よりも格段に早く進み、すぐにスキー場に到着。まだ人がいない時間帯のうちに登り切ろう!と意気揚々に登り始めたのですが、坂がかなりきつく一苦労。しかし景色は綺麗でした。写真で見える尾根の向こう側から来たので、意外と歩いてるなと思いました。

さて、スキー場頂上に着いてからが一苦労どころか多重苦でした。そこからは木が多くスキーでは滑ったり歩いたりができないので、板をザックにつけてツボ足にて移動…。ファットスキーなため、板が重い稲垣と喜屋武は涙目でした。小代峠まではそれが続き、そこからは念願のシール歩行。今までの鬱憤を晴らすかのようにガシガシ進み、大平頭避難小屋に到着。それでこの日は終了です。

四日目、今日は帰還日だ!と息巻いて出発。しかし、出発直後から道に生えた木々に阻まれ、ペースは全く上がりません。さらに、所々昨日と同じくツボ足の場面も出てくるわ板が木に引っかかるわで体力を奪われていきました…。三年間冬山合宿を乗り越えて来たメンバーでしたが、過去一キツイと全員が口を揃えて言っていました。そんなこんなで予定時刻を大幅にオーバーして氷ノ山に到着。この日はもう下山できないと判断し、山頂より少し下にテントを張りました。帰れなかった悲しみより、無事テントに入れた喜びの方が大きく、不思議な気分でした。この日もキツすぎたので写真がありません。

五日目。文句なしの快晴!!早速山頂に行って写真を一枚。この写真からは天気がわかりませんね笑

山頂直下で少し訓練をしていよいよ下界へ滑走!天気もいいし気持ちいい。仲間内ではスキーが下手で有名な喜屋武ですがこの日は上手かっこいい?!

…ただの転ける直前の写真でした笑

そして順調に滑って行き、途中からは安定のツボ足で下山。無事氷ノ山登山口(スキー場上部)にたどり着いて合宿終了です。体力的精神的に本当にキツイ合宿でしたが、いい思い出になりました!!

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