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沢登9月12日

沢登りPW 沢:鴨川水系 八池谷(滋賀県) 山域:比良山系 日程:9月12日(土)(行動日1日) メンバー:(OB)PL上田 津留 (2)SL武田 岩田 松浦 (1)西山 新井 安井

 うだるような暑さと忙しく鳴いていた蝉はいつのまにか消え、爽やかな風とコオロギの声が心地よく感じられるような季節になりました。そんな9月の中頃、我々は今年度2回目の沢登りPWを行いました。

 この日は、雨は降っていませんでしたが、空一面が灰色の雲に覆われていました。しかし、山へ入るとどんよりとした空模様を森の木々が覆いつくし、辺りは鮮やかな緑色に包まれ始めました。

 まず川へ入る前に水分補給をしっかり行います。少し肌寒かったためレインウェアを着て川に入りました。

 水温は氷水のように低く、一気に体温が奪われていきました。腰までつからなければならない地点もあり体の震えが止まらない場面もありました。OBさんには、こまめにレーションを取り、体温を上げるようにとご指導いただきました。

 その後、川の流れに逆らいながら岩場を登っていくと体力は消耗されますが、動いているうちに体温の上昇を感じることができました。そのときは川にいる方が気持ちよく感じられるほどでした。

 自然のウォータースライダーを楽しみ、また崖から何度も川へダイブしました。上回生はロープワークを用いて岩を登るための補助ロープを準備してくださいました。

 また沢の自然に多く触れることができました。例えば、手のひらと同じくらい大きなカエルを見つけました。他にもサンショウウオを見つけた部員もいました。フォルムが非常に可愛く私好みでした。

 最後にロープを使って懸垂下降の練習をしました。1回生にとってカラビナとロープをどこにつけるかなどロープワークについて指導していただける初めての機会となりました。ロープの安全確認と動作確認を行い、体を後ろに倒しながら下降していきます。1回生はまだまだ不慣れな点が多かったためこれから練習に励んでいきたいと思います。

 今回の沢登りで味わった川の流れの力強さを肌で感じ、またそれを自分の力で登り切ったという達成感を味わうことができました。さらにコロナ禍で鬱積していたストレスを一掃することができました。

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