二次新錬合宿B
山域:八ヶ岳(長野県) 日程:6月28日〜7月3日(移動日1日/予備日3日) メンバー:(3)PL奥田 柿島 (2)総 SL長坂 野見 (1)松浦 松尾
1日目 満天の星空の下で前泊したことが効いたのか、全員朝からエネルギッシュ。 天候はあまり良くなかったが、道中の緑を楽しみながら順調に行者小屋に到着した。
行者小屋で一度荷物を降ろし、赤岳にアタック。 高山病対策の努力呼吸をおこないながら、霧の中長い階段、荒い岩を進んでいく。
たどり着いた山頂、2899mの高みで記念撮影。達成感がハンパない。
赤岳を降りて次の赤岳鉱泉に向かった頃には天候が悪化し、2日目の深刻な悪天候を予測して停滞が決定。
2日目 丸一日の停滞は、正直かなり辛かった。しかし良いこともあった。この一日があったからこそ、テントの中で語りあったり、山小屋で暖まりながら気象を勉強したりすることで、部員の団結がより固いものになったように思える。
3日目 この日は前日とはうって変わって晴天。停滞で蓄えたエネルギーを使って早朝4時から行動開始し、あっという間に硫黄岳へ。ここで見た美しい景色は下山後一週間経っても鮮明に思い出される。
ワンゲルに入って本当に良かった。 硫黄岳から稜線を渡り、中山峠に差し掛かった地点のぬかるみで捻挫が発生。蓼科山を捻挫した足で登る危険性を考え、エスケープすることに。その後は全員で協力しながらニュウ、白駒池を抜けて下山。この日は12時間という長時間山行だった。
エスケープという結果にはなってしまったが、各々が全力で山を満喫し、仲を深めた良い合宿だったと思う。次の夏合宿も大いに苦しみ、楽しみたい!