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一次新錬合宿A

山域:比良山系(滋賀県) 日程:5月18日〜5月10日 1泊2日(予備日1日) メンバー:(3回生)総PL高木 PL小峠 加藤 (2回生)総SL野見 SL眞銅 (1回生)大西 小島 松尾

1日目 前日からの予想通り雨こそ降っていないものの、曇りで気温も上がらず、憂鬱な天気の中開始された一次新練でしたが、かえって日差しのないちょうど良い気温となって快適な山行が行われました。1回生にとっては初めての合宿でした。

朽木栃生を出発してからすぐに急な山道で、初めての合宿である1回生はもちろん、トレーニングや経験を積んだ上回生をも苦しめられました。しかしこの最初の難所を越えたのちはしばらく緩やかな山行が続き、これがこのまま続くのかと思いきや、釣瓶岳の山頂へと差し掛かる斜面が非常に急な斜面で掴まることのできる樹木なども少なく、困難な山行を強いられることとなりました。

また天候も曇りであり、風も強く霧も深い中での苦しい山行となりましたが、霧に包まれた山の中は異世界そのものであり、1回生にとっては今までにない体験をすることとなりました。 釣瓶岳を越えたのちは比良山系で最高峰の武奈ヶ岳を目指しました。やはり関西アルプスと呼ばれる比良山系の最高峰の名を冠するだけあって武奈ヶ岳までは非常に厳しい道のりとなりました。山頂直前の稜線上では風を遮るものが何もなく、尋常ではない強風が部員達を襲いました。その強さは気を抜くと転倒するほどのもので、ここが今回の合宿の一番の難所でした。武奈ヶ岳の山頂に成功し、部員たち、特に一回生はあまり経験したことのない標高と風の強さに圧倒されました。

武奈ヶ岳を下山しつつこの日宿泊予定のキャンプ場に向かいました。ほぼ予定通り1日目は終了し1回生にとっては初めての部でのキャンプとなりました。上回生にテントの立て方などを教わりながらその日の設営を終えると夕食の準備に取り掛かりました。

この日の夕食はカレーで、あらかじめペミカン(アメリカ、カナダの先住民に伝わる保存食)を作っておいたものにカレーを混ぜるというもので、これもまた一回生にとっては初めての経験となりました。

2日目 前日の夜の風の強さで十分な睡眠が取れなかった部員もいる中2日目がスタートしました。相変わらず風は弱まることはなく、吹き続けていて皆なんとか完走しようという気持ちで2日目の山行に臨みました。 しかし天候には恵まれず、強風の危険性を考え南比良峠からエスケープすることになりました。完走できなかったことは残念でしたが今年度初めての合宿として1回生はこの部活動の行動内容を把握すること、2回生、3回生にとっても下級生を引っ張っていくものとしての自覚を把握できた良い合宿となりました。これからもこの部活の部員の一員として精力的に行動していきたいと思った合宿でした。

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