自転車班春合宿:台湾縦断・東アジア舗装路最高峰走破
●地域:台湾
●日程:2月3日〜9日
●メンバー:(三回生)PL窪田 (二回生)SL植田 奥田 高木 (一回生)眞銅
2/3(日) 移動日
OBの貴志さんにお見送りしていただき台湾へ出発。
この日はトラブルが多かったですが親切な台湾の方々に助けていただき無事に合宿開始。
2/4(月) 曇りのち晴れ (桃園〜苗栗縣 112km)
慣れない右側走行に戸惑いながらスタート。
途中自転車専用道があり快走できました。
台湾らしさを感じる寺でダウン。
1日を通して下り坂が多い上に追い風で、あっという間に宿に到着しました。
この日は大晦日にあたる日で、鳴り止まない爆竹と花火が賑やか過ぎて寝られなかったです、、花火はとても綺麗でした。
2/5(火) 2日目 曇りのち晴れ (苗栗縣〜南投 102km)
宿から少し走ったところに屋台街があり、ダウンを兼ねて散策。
市街地を抜けると峠が待ち構えていました。 気温が高く登りで苦しみましたが、その分下りは爽快でした。
この日の宿"Here Hostel Puli"は、泊まった宿の中で価格、設備、清潔さ等の総合点が個人的に最も高かったです。
宿の近くのお寺で記念撮影。この合宿唯一の集合写真です。

2/6(水) 3日目 快晴 (南投〜立鷹 47km)
この日はひたすら登りでした。 5〜8kmごとにコンビニがあったので適宜ダウンを取りながら漕ぎ進めました。
途中にある観光地、清境農場。可愛い羊に癒されました。
桜も咲いており、2月とは思えない暑さでした。
宿は2000m超えの場所にありました。ロッジのような建物で景色が良く快適に過ごせました。宿の人のおもてなしはこの日の宿"31民宿"が1番でした。
2/7(木) 4日目 快晴 (立鷹〜武嶺〜立鷹 40km)
ついに武嶺アタックの日。 写真右側に映る道のようにトラバースが多く、振り返ると登った道が見えて中々よかったです。
トラバースが多いなと油断していたら突如現れた九十九折。 暑さに苦しみながら力を振り絞って登りました。
頂上2キロ手前にある石碑。 ここまでくればラストスパートです。
頂上直前で振り返ると美しい景色が広がっていました。
東アジア舗装路最高峰着。 夏合宿の最高峰だった北岳を超える標高まで自転車で来れたことに感動しつつ記念撮影。 メンバー全員人力での人生最高地点でした。
マイカー規制がある乗鞍岳と比べて車がほぼ絶え間無く走る武嶺までの道は走りにくいと感じる反面、追い越しの際の『加油!加油!』という応援は漕ぎ進める原動力となりました。 下りはあっという間に終わり、宿でゆっくり身体を休めました。
*3、4日目は埔里での別行動となった眞銅のパートです。
単独行動1日目は埔里市内を自転車で散策しました。まず行ったのが地母廟です。並んだ緑の瓦屋根を上から眺めると、いかにも台湾らしい雰囲気を味わえた気がしました。
続いて台湾島の真ん中にあたるとされるところへ行ってきました。
台湾地理中心碑
2日目は埔里の10kmほど南にある日月潭という湖を自転車で一周しました。
道中見つけた玄奘寺。 西遊記で有名な三蔵法師こと、玄奘の舎利(遺骨)が祀られていましたので拝んできました。
日月潭西岸にて。
皆と行動を共にできなかったのは残念でしたが、1人で気ままに走るのも楽しく、これはこれで良かったです。
2/8 5日目 晴れ 145km (立鷹〜雲林縣 145km)
宿から麓まで一気に下り、麓にある台湾中心の碑で記念撮影。
眞銅と合流し、日月潭を目指しました。 日月潭の周回にある慈恩塔。
ダウンのはずが階段で疲労が蓄積しました、、
頂上から見た日月潭。
この日の夕日は今までで3本の指に入るくらい綺麗でしたが写真では伝わらないですね。
宿に着くと最後のミーティングを行い就寝。
2/9(土) 晴れ (雲林縣〜高雄 149km)
ついに最終日。 走行中突如現れたトトロにテンションが上がりましたが、よく見るとパチモン感がつよいですね。
今日は暑いなと話していたら、この日の気温は33℃でした。日焼け止めを塗っていても真っ黒に焼けてしまいました。 ひたすら南下する行程だったので日差しの強さと気温の高さは増す一方でした、、
ゴール直前にあるお寺と龍虎塔。 ライトアップされており、煌びやかさが引き立っていました。
19:30頃ゴールの宿に到着し合宿は無事に終了しました。
今回は東アジア舗装路最高峰走破(3275m)&台湾縦断という大きな目標を掲げた合宿で不安が大きかったです。その分、武嶺に着いた時や無事にゴールした時には大きな達成感と安堵感に包まれました。 計画段階からのサポートをはじめ、現地の人々の手助けや、幸運にも雨予報が外れ全日天気に恵まれたことも無事に完遂できた大きな要因となりました。 この合宿での経験を糧にこれから活動していければと思います。