2次新錬合宿(八ヶ岳)
山域:八ヶ岳系(長野県) 日程:6月30日(土)~7月6日(木) 2泊3日(移動日1日、予備日3日) メンバー:A1 (3回生):PL稲垣 総SL吉田 (1回生)高木 小峠
A2 (3回生)総PL坂井 SL河合 池淵 (1回生)竹内
今回の二次新練Aでは、2泊3日で八ヶ岳から蓼科までの縦走登山を行った。 6/30(金)に各々新幹線やバスで、茅野駅まで行き、そこからさらにタクシーで美濃戸まで行った。そして、そこの山小屋で、明日から始まる山行に、緊張と不安と、少々の期待の混沌の中、私たちは眠りに着いた。
そして7/1(土)から山行開始。少々の雨の中を、最速レインウェアとザックカバーを装備して行く。すると、本格的に雨が降り始めてしまい、気温も大分低下してきた。おまけに強風まで吹きつけ、山行1日目は八ヶ岳のふもとにある行者小屋で完全に足止めとなり、赤岳へのアタックを断念せざるを得なかった。だが、皆冷えた体や濡れた衣類を行者小屋のストーブで暖め小屋の近くにあるテン場に張ったテントの中でガスを焚きながらトランプゲームをして遊んだりと、各々が好きなように時間を費やして夜が来るのを待った。
写真
7/2(日)山行2日目。やはり、雨と風。しかし、1日目で足止めとなった分の遅れを取り戻すべくペースを上げ気味で山行を行った。 この山行2日目では、赤岩ノ頭から硫黄岳、根石岳、ニュウまでで主に尾根を歩くことが多く、悪天候も重なり、低高度から吹き上げてくる風が非常に強く、歩場も砂場やガレ場といった不安定なものであったこともあり、何度もバランスを崩してたおれかけそうになった。 又、この強風により、稲垣先輩の眼鏡と高木くんのザックカバーが吹き飛んでしまった。前者は無事救出に成功するも、後者の方はいよいよ行方が知れなくなってしまった...。
7/3(月)山行3日目。山行2日目のテン場白駒池を後にしてまだ仄暗い中を突き進んでいく。麦草峠を越えたあたりからはずっとガレ場を上ったり下ったり岩場の中を歩いたりと不安定な足元が続く。そして、横岳では、ほんの数十分ではあったがアタックを行い、強風の中記念撮影をした。まあ、そんなこんなでなんとか下山を完了し、茅野駅に帰還。銭湯に行ったり、駅内を探索したりお土産を買ったりと楽しんだ後、全員バスに乗って帰って行った。今回の山行で、1つ心残りなのは、山行1日目に高木くんが低体温症になってしまったことだ。彼はなんとか3日目まで頑張ったが腹痛により、あともう少しのところでリタイヤしてしまったことだ。
最後に、今回の山行での反省を次に生かし、今後と思います。