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自転車班 2次合宿A日程 沖縄本島

  • 執筆者の写真: dwv1957
    dwv1957
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

○地域:沖縄本島(沖縄県)


○日程:11/25 (火)~11/28(金)4泊5日


○メンバー:


3回生:PL木田、横浪、武山


2回生:SL松野


1回生:鈴木、河合(記録)      計6名



 中学生のとき、コロナの影響で沖縄への修学旅行が中止になった。


そのため、いつか沖縄に行ってみたいという気持ちがずっと心に残っていた。


今回、自転車で沖縄を一周できると知り、その旅行をとても楽しみにしていた。このために取っておいてよかったと思う。1日目、11月24日沖縄県庁前から走り始めた朝、青い空を大きな軍事用航空機が横切った。


その姿を見て、この島が日本の中でも特別な場所であることを、説明ではなく感覚として理解した。


昼食はA&Wでとり、ルートビアを口にした。


その味はどこか異質で、沖縄の日常に混ざるアメリカの気配を感じさせるものだった。


山行とは異なり、自転車での旅は食事の自由度が高く、冬山より優れていると胸を張っていえる点だと気がついた。2日目、11月25日この日は古宇利大橋を渡り、往復する行程をとった。


橋の上から見た海は広く、視界いっぱいに青が広がっていた。



その景色を前にして、自分が沖縄にいるという事実を最も実感した。行動後にはソーキそばを食べ、この土地の食文化に触れた。3日目、11月26日沖縄本島最北端の辺戸岬へ向かった。


途中で初めてグラベルを走行し、


コンクリート舗装の道とは異なる、不確かさを伴う進み方を経験した。


その感覚はワンダーフォーゲル部の活動に近く、


冒険と呼べるものがまだ残っていることを思い出させた。


自然の中を進む感覚は、私のセンス・オブ・ワンダーを静かに刺激した。4日目、11月27日浜比嘉大橋を渡った。


夜は焚き火を囲み、他愛もない話をして過ごした。何を話したかは全く覚えていないのにも関わらず、皆で日を囲んだ様子は、切り取った一枚の絵の様な思い出になっている。




一日遅れで自転車を漕いでいるB班の様子をみんな気にしていた。

⸻5日目、11月28日最終日は知念岬を出発し、ひめゆりの塔を訪れた後、全員無事に沖縄県庁へ戻り、   一周を終えた。


展示にあった、学校のあった場所から北部まで逃げたという記述を読んだとき、


自転車で島を一周した距離が、そのまま重なって感じられた。


スマートフォンも地図もなく、食料も乏しい中で、


砲弾が降り注ぐ世界を歩き続けることを強いられた女子生徒たち。


その移動の過酷さと残酷さは、


自転車で距離を身体化した後だからこそ、現実の重さとして迫ってきた。


その後空港横を通り県庁に無事到着し、一周の旅を終えた。



完走後には3回生が本気のパエージャを振る舞ってくれた。米を炊く際にエビで出汁をとり、ムール貝は後から入れていた。なかなか凝った一皿だった。


自転車を漕いでいる時間は長い。


何かを考え続けようとしても、思考はすぐに途切れ、同じ動作だけが残る。何もしなくても時間は流れ、ペダルを回していれば、景色は前から後ろへ移っていく。漕いでいる自分もまた、その流れの中に置かれた一つの存在にすぎないのだと、走行を重ねるうちに感じるようになった。そんなことを思いつつもただペダルを漕ぐしかなかった。 

記録:河合

 
 
 

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