top of page

最終合宿B日程 南アルプス野呂川源流部

・山域:南アルプス 鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳

・日程:2024/8/19(日)~8/23(金) 4泊5日

・メンバー

 3回生:PL原 山川 上田 長田

 2回生:SL武山 木田 佐野 辻田 横浪 

 1回生:廣岡 松本 安井 大野                 

                                  計13名


8月中旬~後半にかけて南アルプスにて最終合宿を行って参りました。


今回は夜叉神峠から鳳凰三山を登り、甲斐駒にアタックした後、仙丈ヶ岳から間ノ岳、北岳を巡る予定でしたが、天候の悪化を受け、仙丈ケ岳にアタックし、悔しくも北沢峠から撤退いたしました。


8/19明朝に甲府駅に集合。バスに乗り、夜叉神峠登山口から出発しました。

登山口でミヤマが出迎えてくれました。

序盤は普段の山行以上の重さのザックに皆ペースや歩き方を調節しながら進みました。


総SLは疲労困憊のようだ

 初日にも関わらず、皆疲労困憊の中、南御室小屋キャンプ場に到着しました。受付を済ませ、テントを建てた後は皆素早い手つきで紅茶、コーヒーにチョコレート等々各々好みの嗜好品を取り出し、お湯を沸かしていきます。最近の流行りは専らチャイでスパイスの効いたまろやかな香りがえもいわれぬおいしさだそうです。


 それぞれ思い思いの時間を過ごし、15時頃になると夕飯の準備を始めました。今晩はカレー、玉ねぎジャガイモにんじんを剥き鍋に放り込み、煮込んでいきます。焦げ付かないように細心の注意を払いながら鍋を見つめ周りと歓談する時間は活動の中で特に至福な時間です。1時間ほど煮込んだ末にできたカレーを他の鍋のカレーと食べ比べしました。牛肉入りカレーが特に人気でした。


みんなでカレーを作りました。

2日目は薬師ヶ岳→観音岳→地蔵ヶ岳と鳳凰三山を巡りました。早川尾根小屋にてテントを張りました。

道中台湾からの登山者と交流しました。中国語に流暢な部員がおり、一同驚きでした。


地蔵ヶ岳にて。山行の安全を祈る。

テント場ではみんなでトランプをしていると先ほど出会った台湾人からおいしい台湾茶をいただきました。


3日目は早川尾根小屋キャンプ場〜アサヨ峰〜栗沢山〜仙水小屋を歩きました。

朝から急騰が続き、しんどい区間でした。アサヨ峰から見えた甲斐駒ケ岳に一同感動しました。

アサヨ峰から見えた甲斐駒ケ岳

アサヨ峰〜栗沢山の稜線は岩場が続きとても楽しい道でした。

栗沢山から仙水峠までは急な下りでとても緊張するものでした。


今日の道はずっと甲斐駒ケ岳が見えた

仙水峠から仙水小屋までの道の岩場には皆苦戦しました。

仙水小屋では皆パスタを作りました。2次新錬から導入した肉味噌にトマト缶を混ぜてみました。ソースは美味しく作れましたが、パスタは途中で水を追加したためか、ボソボソしました。

ボロネーゼもどき

皆で団欒していると奥田コーチが激励にきてくださりました。一緒に写真を撮り、明日からも頑張ろうと思いました。


4日目は甲斐駒ケ岳にアタックしました。

仙水峠から見えた雲海の迫力に圧倒されました。


感動の朝焼け

上りは急登でしたが今日はアタックザックであったため、皆なんなく進みました。

甲斐駒ケ岳は雲が多く何も見えなかったですが、白く綺麗でした。

頂上で撮影。

仙水小屋まで戻ち、長衛小屋キャンプ場に向かいました。

長衛小屋キャンプ場ではA日程のメンバーと合流し、お互いの健闘を称え合いました。

しかし、B日程の私たちは台風に影響によってゴール地点の広河原に閉じ込めれてしまう可能性があったため、エスケープすることを決定しました。


エスケープすることが決定となったため、次の日は仙丈ヶ岳にアタックすることにしました。

この合宿最後の山ということもあり、皆感極まっている様子でした。

最近流行りのポーズ

君は天然色を口ずさみながら、後ろ髪引かれる思いで下山しました。


今合宿は撤退を余儀なくされた悔しいものでありました。しかし厳しい山行に耐えた部員らの精神は後期活動に向けて遺憾無く発揮されると信じています。

Comments


最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • YouTube Social  Icon
bottom of page