最終合宿A日程 南アルプス 野呂川源流部
山域:南アルプス 野呂川源流部(長野県・静岡県・山梨県)
日程:2024/8/20(日)〜/24日
メンバー:計12人
3回生:総PL幸田、クラウダー、宮川、安田
2回生:総SL松並、中川、瀧本
1回生:松野、磯部、藤原、岸本、下田
2024年度夏山最終合宿A日程に行って参りました。
1日目は肩の小屋までの山行でした。まさに「オープニングでフルスロットル」な展開で、天気も容赦なく、「これからの挑戦が思いやられる…」と心で呟きながら、あいにく雨で幕開けでした。
2日目は北岳→間ノ岳→両股小屋の日程であり、北岳の登頂後、北岳山荘への道中にモルゲンロートを目に焼き付けることができました。稜線において本物の嵐こそなかったものの、感動の嵐が巻き起こりました。
間ノ岳にも登頂し、日本第2位、第3位の山から見る景色はとても気持ちの良いものでした。
3日目は南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ケ岳を経て長衛小屋を目指しました。視界がすぐれないこともありましたが、時折景色が晴れるだけでも心身ともに励まされました。
その夜のキャンプ地である長衛小屋ではB日程の仲間と合流し、まるで大集合のイベント。
「しんどい中でも仲間と山を登る事は楽しいものだ」と再認識出来た気がします。また、改めてDWVとしての一体感を感じると同時に高めあう仲間の重要性を知る良いきっかけになりました。
4日目は予想されていた悪天候を考慮して、甲斐駒ヶ岳をカットし、早川尾根小屋まで行程を進めました。
早川尾根に差し掛かり、急登を抜けて栗沢山の頂に立った時はまさに雲外蒼天であり、その景色には感嘆しました。行けなかった甲斐駒ヶ岳も綺麗に見えました、、、
その日はキャンプ地でゆるりと休む時間があり、つかの間の休息を堪能した。
5日目は鳳凰三山を経由して、南御室小屋を通って、最終ゴールである夜叉神峠へ一気に下りました。台風が迫っていた中、まさに嵐の前の静けさを感じた一方で、鳳凰三山と南アルプスの景色を堪能することができました。中でも名高いオベリスクを眼前で拝むことができたことはこの上もない喜びでした。
貫禄のあるオベリスクに憧れて、、、「次はもっと筋トレするぞ!」と決意を新たに。
夜叉神峠目前に雨に降られましたが、無事に2024年夏山最終合宿A日程、雨にも負けず、風にも負けず、筋肉痛にも負けず、無事完遂しました!
この夏合宿の完遂は、各部員の努力と先輩方の協力があって実現されたものだと強く感じます。半年の部活動を通して、それらの重要性を知る良い機会にもなりました。これからも大事にしていきたいですね。
最後にこの合宿に携わって頂いた皆様、ありがとうございました。
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