2.5次合宿
2.5次新錬合宿 山域:八ヶ岳(山梨県・長野県) 日程:2022/8/10(水)~8/15(月) 2泊3日(移動日1日/予備日2日) メンバー:3 回生:総 PL 本田[感染対策] 浅岡 2 人 2 回生:総 SL 中村 佐々木 藤井 高住[気象] 竹内 5 人 1 回生:山川 クラウダー[記録] 長田 幸田 原 4 人 計 11 人 計14名 8月10日から13日にかけて、山梨県・長野県の八ヶ岳山域において2.5次新錬合宿を行 いました。当初予定していた白馬は天気の都合により断念するとこになってしまいました が、赤岳で美しい景色を見ることができました。一回生にとっては武奈ヶ岳以来の山での テント泊だったため、一次新錬から大きくレベルアップしたと感じる合宿でした。 一日目 電車とタクシーで美濃戸口まで移動したのち、行者小屋に向かいました。前回の合宿よ り明らかに荷物が増えていることに加え、最初の勾配が少し急だったためいささか不安は あったものの、道を進めていくとジブリの映画から出てきたような景色が広がり始めまし た。道のわきに通る川は澄んでおり、太陽の木漏れ日が道を照らしました。
当初の予定では行者小屋に着いたのちアタック装備で赤岳を登る予定でしたが、風が強 かったためその日は断念してキャンプ場で交流を深めながら一日を過ごしました。
二日目 初日に赤岳を登れなかったため、二日目は起床時間を早めて赤岳に上りました。起床時 にはまだあたりは暗く、空を見上げると星が輝いていました。
赤岳までの道は急でしたが道中徐々に姿を現した朝焼けは周囲をピンク色に染め、登っ ている途中顔を上げるといつでもすばらしい景観がひろがっていました。
ようやく山頂に上ると、ちょうど太陽が雲海から顔をだしているところで部員一同は興奮 を抑えられない様子でした。雲海からは富士山も突き出ており、ポストカードのような景 色が広がっていました。
赤岳展望壮でアタックザックに切り替え、赤岳の頂上までいそいそと登り、集合写真を撮 りました。
赤岳を制覇した後は、稜線を歩きました。稜線はとても長く、危なげな個所もありまし たが皆難なく無事に目的地に着くことができました。幸運なことにこの日は午前中は心地 の良い天気だったので、始終周りの景色を楽しみながら歩けました。稜線にいる間は、次 の目的地を目視できたので 次はあそこを登るんだなー と思いながら登るのも楽しかった“” です。
稜線を抜けたあとは、大きな岩が積みあがった道に遭遇しました。稜線のアップダウン からの足の疲れもあり、この岩場に少し苦戦した部員もいましたがみな何事もなくキャン プ場に着くことができました。キャンプ場に着いたあたりから空は曇り始め、風は強く吹 き、天候は怪しくなり始めました。停滞をするか否かの議論がありました。 三日目 小雨は降っていたものの予定通りのルートで私たちは下山できました。三日目の道のほと んどはパンパンのザックほどの大きさの岩がゴロゴロと敷き詰められていた道で下山には 予想以上の体力と集中力を要しました。
永遠にも感じた岩の下り道が終わると、私たちは茶臼山の頂上を目指して急な勾配を登り ました。この勾配は三日目という疲労のたまりもあったからかとても長く急に感じ、互い に声で励ましあいながら一気に上り詰めることができました。茶臼山の頂上は気でおおわ れていたため、あたりを見渡しても景色が見られなかったことが残念でした。茶臼山から は長いトラバースをえて北八ヶ岳ロープウェ イ山頂駅に着き、そのままロープウェイの横
の道を下山しました。
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