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冬山班2次スキー合宿

山域:吾妻連峰 日程:12月28日〜1月3日(予備日4日) メンバー:[三回生]段ノ上 小峠 柿島 加藤[二回生]野見 法蘇 長坂 南[一回生]武田 川瀬 岩田

元々は29日から山行開始だったのだが31日の天気が予想以上に荒れる予報だったので28日に山に入ることとなった。ゲレンデから中大巓に向かったのだがその間で気付いたことは雪質が全然違うと言うことだ。こけた時のリカバリーが圧倒的に山の方が難しい。片足を突っ込んでしまうとズブズブと足がハマって立つまでとても時間がかかってしまった。初めての雪の感触に苦戦しながら進んでいくと見たことがないような景色が目の前にあった。

まるで物語の中にいるような気分だった。 中大巓に近づくにつれて視界が悪くなり登山ルートを見つけることが難しくなったので1日目は中大巓付近にテントを建ててその場を凌いだ。 2日目は昨日の悪い視界を鑑みて周りが明るくなるまで様子を見てGPSとコンパスを併用しながら東大巓の手前のコルに向かった。

そこから引きかえし西吾妻を経由して西吾妻小屋に向かった。その途中の滑走では一回生はとても苦戦を強いられた。ゲレンデとは違い凸凹した斜面、途中に生えているハイマツなどに足を取られながら進んだ。その分目的地に着いた時の快感は特別なものだった。 3日目は西吾妻小屋からゲレンデに合流して一次スキー合宿の時にお世話になった天元台スキー場へ向かった。朝焼けに照らされた西吾妻山の綺麗さは言葉にできるようなものではなかった。

夏山とギャップをひしひしと感じ過酷さと寒さに溢れた冬山であったが ふとした瞬間に目に入ってくる景色の綺麗さは夏山を凌ぐものがあった。来年度も春合宿に向けて一回生として冬山について勉強し、体力づくりに励んでいきたい。

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