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夏合宿B

山域:大雪山(北海道) 日程:8月16日〜8月26日 メンバー:三回生柿島 小峠二回生法蘇一回生武田 岩田 川瀬 小島

1日目はロープウェイに乗って黒岳の5合目までいきました。そこからキャンプ地に着くまでの間にはヤブが多く生えており足場も悪かったです。生い茂るヤブに苦戦しながら2.5次合宿の時と同じく、しりとりをしながらキャンプ地に向かいました。キャンプ地に着くと、そこには地元のクマ同好会の方たちもいました。夕方ごろには望遠鏡でヒグマを見つけてらっしゃったので、クマ同好会の方たちに頼んで僕たちもその姿を見せてもらいました。絶対に出会いたくないという気持ちが僕らの中で一層強まり、テントの中でもクマの話で持ちきりになりました。クマは怖い。

2日目は旭岳を目指して登山を開始しました。昨日見たクマの影響もあってか暗い道を通る時にみんなが意識的にくまを話の話題に出さないようにしてました。くま恐ろし。 やっとの事で旭岳に着くと、そこで待っていたのは本州では絶対に見ることができないような絶景でした。「また北海道に来たいな。」とひっそり心の中で思っていました。

2日目のキャンプ場は目の前にとても大きな雪渓があり、キャンプ地に着いてからはそこで流れている雪解け水を煮沸する作業にみんなで没頭していました。

夏なのに雪が積もっている光景を間近で観ると、とても幻想的に見えました。 3日目は忠別岳へ…途中で見た忠別沼の景色は天候に恵まれたこともあってとても綺麗でした。某メンバーが大きな声で「綺麗やぁッッ!!!」ずっと叫んでいました。

4日目はついにトムラウシへ… 1日目のヤブがたわいもなく思えるほどのヤブ、ヤブ、ヤブの連続。雨が降らない時でもメンバーのレインウェアはヤブの水滴でビショビショに濡れていました。トムラウシに着く前のロックガーデンでは沢山の岩場を見ました。まるで映画のような神秘的な岩場に、某メンバーの声も止まりませんでした。

厳しい岩場とヤブを乗り越えた後のトムラウシ山の山頂は一層格別に感じました。それと同時にここまで連れて来てくださった先輩にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。

5日目、ついに下山…5日間の中でも一番天候と視界が悪く後半はみんなやけくそになって行動していました、、、 下山した後のお風呂と蕎麦は今までの経験した中で一番幸せな時間でした。

「もっともっといろんな山に登りたい!」 そう思えるような夏合宿でした。

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