保津川スプリント2016
メンバー 〈3〉PL奥田 小山〈2〉SL三宅 野間 河﨑 福本 稲垣
今回は!なんと!DWVがラフティングの大会に出場することになりました!
それも、日々練習してきた保津川での大会です。
多くのメンバーが中学生や高校生以来の大会ということで、朝からそわそわしていました。
保津川は前夜からの雨で水位が2メートルを突破し、いつもは見えているはずの砂浜や岩が全て水の下に隠れていました。
絶対ここには落ちたくないと決意を新たにし、開会式を待ちます。
今日は本当に記録的な水位だということで、水位の様子を見ながら、開会式も9時の予定だったところ、徐々に遅くなっていきました。
結局12時頃となった開会式では、2.5mを越した保津川の水位を考慮し、大会の開催が上流とアナウンスされます。皆が皆 初見のコースになるということで、一同どよめいていました。
今年は30チームが出場し、大会史上最多ということらしいです。(多分9回目か10回目の大会らしい)
そしてそして、ラフティング強豪・古豪の新潟大学、鳥取大学、静岡大学、大阪国際大学に一橋大学の各チームを始め、女子日本代表のThe river faceのメンバーも出場リストに名を連ねていました。びっくり!!!
大会直前のDWVラフティングチーム。わくわく。
大会は、スプリントという、短距離のタイムを競う競技から始まります。
ゼッケンナンバー1番から1分の間隔をあけて順に下っていきます。
始めの艇が出た時は、流れの速さも相まって一同どよめき。ぼくらはただひたすらに戦慄。
しかしそんな中でも順番は回ってきます。無情です。
「10秒前」
「3、2、1」
とカウントが続き、ホイッスルがなった瞬間、全員でパドルを水に入れ、スプリントが始まりました。
「1、2 1、2」
とリズムを刻みながら、懸命に水の流れをつかみます。
始めはあまり進んでいる感じがなく、改めて六人乗りの重さを感じましたが、中盤からは流れに乗り。でも、最後は皆スタミナが切れ、悲鳴のようにリズムをとりながらゴールとなりました。
皆こういった競技が久しぶりすぎてちょっと緊張気味でしたが、少しずつほぐれてきた様子。と同時に、タイムが心底気になるメンバー。弱いのはわかってますが、少しくらい夢は持ちたいものです。
しかし、ただただ疲れた次に待っていたのは、ダウンリバー。保津川スプリント名物の、全艇同時スタートです!!!
皆で艇の横に待機し、カウントを待ちます。
「3、2、1」
ホイッスルが鳴ると同時に全員が艇に乗り込み(飛び乗り)、気づけば、The RIver Faceに次ぐ2番目を快走していました。
先頭のかわさきは焦ります。
それを抑えるラダーの奥田さん。
そうして皆で必死に漕ぎ続け、最終的には6位でのフィニッシュでした。
皆、想像以上の結果に笑みがこぼれます。
著者が息切れしてきたのでこの辺りで結果をまとめると、スプリントがもう一度あった後に、H2H(Head to Head)は中止ということで、スプリントとダウンリバーを合算したタイムにより、順位が決定されました。
陽も落ちかけた午後18時頃、大会主催者の方の号令で皆が集まり、固唾を飲んで順位発表に耳をすませます。
カウントは30位から始まり、まずは最下位でないことに一安心。
半分を切っても同志社ワンダーフォーゲルは呼ばれません。
「14位、一橋大学 ハイパーサボテン号」
おお!これはもしや夢のトップテンか!と夢見たその瞬間に、同志社ワンダーフォーゲルがコールされました。
「13位、DWVラフティングチーム!」
おおおお!
嬉しいのと、欲が出て、ちょっと残念な気持ちと半々です。
詳しい順位は、スプリントで17位、ダウンリバーで6位でした。
また、男女複合6人乗りのカテゴリでは、14チーム中5位、上位には新潟大学の現役やOBチームがランクインしていました!
写真のThe River Faceさんは、女子4人乗り部門のタイトルをさすがの総なめ!
大会後には関係者の方々や他大学の方々と交流もでき、本当に、本当に充実した大会となりました。
よかったです。
最後になりましたが、当日に保津川にきて激励いただいた中西監督はじめ吉野川でご指導いただいたビッグスマイルの皆様にも今一度お礼申し上げます。
ありがとうございました。
これからの活動にもご期待ください!
(文責:河﨑)